ハンドリングを改善する 三菱 アイ EPS 交換 8633A022

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三菱アイのパワステは油圧ではなく電動パワーステアリングです。
実はこのパワーステアリングは年次改良で改善されており、2007年12月の改良よりパワーステアリング(EPS+)に進化しています。
私のアイはEPS+仕様ではありませんでしたので、EPS+に対応した?と思われるパワステコンピューターを調達しました。

EPS+とは

路面反力推定制御と車両挙動推定制御を採用したパワステです。挙動を読み取りパワステの制御を変更する機能が大きく、交差点を曲がるときの挙動や高速走行時の横風などのフラつきが安定する傾向です。(あくまでも個人感はあり)。元々クイックなハンドリングで横風の影響を受けやすいアイのステアフィールが改善されるのは良いことだ。長距離ドライブにも効果があると思います。

アイのパワステユニット

パワステユニット自体は5種類存在します。
8633A009・・・初期・中期の通常EPS
8633A021・・・中期の通常EPS
8633A022・・・中期以降のEPS+初版
8633A033・・・後期以降のEPS+
8633A071・・・アイミーブ向けのEPS+ 022以降の数字がEPS+と言われています。071は最終形態と言われておりますがアイミーブ向けは台数が少ないため中古相場はレアです。033は弾数が多いためか時々中古で出てきます。
しかしながらアイ好家の中ではEPS+の効果を知ってみえる方が多いため、EPS+のパワステユニットは中古相場は高いです。1万円強は見ておいたほうが良いです。
今回は8633A022の初期EPS+仕様をチョイスしました。

取り付けの流れ

EPSコンピューターの場所はシフト奥の荷物置きの部分に隠れています。
シフト部分のカバーを外すことでご対面できます。
サイドブレーキ下のプラスチックを外し、その中と後部にあるネジを外す。 前側にプラスチックのクリップがあります。このクリップは外すのに悩む形状ですが、プラスネジで押すと外れます。
プラスチックを外す前にシフトノブも外すのも忘れずに!
全部外して上にやればカバーが全て外れます。 EPSコンピューターとご対面です。初期モデルのA009と思っていたら、A021が出てきました。
A021は流通量が少ないのでレアです。10mm使って2箇所と配線をはずしてやれば交換完了です。
ここで注意したいのは誤ってプラスネジを外してしまうと、EPSコンピューターとヒートシンクが分離して面倒なことになりますので間違えませんように。
よし、これでEPS+のA022装着完了!

試乗体験を

それではEPS+に交換したアイに乗ってみましょう。
出だし時のセンター位置のハンドルの軽さは変わらないものの、コーナーを曲がるときは高速走行時に安定するようになりました。MRらしいフロントの弱さと電動パワステのハンドルの軽さが高速運転時にフラツイたりするのが弱くなっています。パワステのコンピューターを交換するだけでこんなにも変わるのですね。
確実に長距離ドライブは楽になるといえるカスタマイズです。
ただし筆者の場合は通常のEPSに慣れてしまっているせいか、まだ慣れません。
細かい部分で言うと煮詰まり感が足りないシチュエーションが存在するため、そこはさらに改良を重ねたA033やA071でどうなるか期待したいものです。 中古で1万円強でカスタマイズEPS+のパワステコンピューター
前期のアイをご所有でやりたい方はお試しあれ。最近はアイの個体が減っていることもあり中古パーツも年々上昇しています。買うなら今だったり?? ※みんカラと同じ内容を投稿しています。

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