昨日入手したソフトバンクのフルセグ初対応携帯の最新フォトフレームPhotoVisionTV
昨日は購入直後の短評レビューを記しましたが、
1日色々さわり、SIMなしだとどうなるの?本当にフルセグは受信できるの?など気になるポイントを紹介したいと思います。
もくじ
1.月の維持費は?
フォトビジョン基本料無料プログラム適用により「2年間毎月3円」で運用可能
本体代+新規事務手数料(3150円)+維持費(月3円)となり
本体代の安い店舗を上手く探して契約すれば「フルセグテレビ」を買うよりも安く済むかもしれません。
(さすがソフトバンク契約数増加の稼ぎ頭フォトビジョン、安く持てるような施策があるのですね)
※2013年1月13日時点の施策
2・SIMカードの種類は?SIM無しの状態だとどうなるの?
SIMカードはモジュール専用SIMカードとBCASカードの2枚搭載
面白いのはフルセグに対応していることにより、BCASカードが付属している点。更にそのカードはminiBタイプといわれる携帯電話のSIMカードの同じサイズを採用。SIMカードオタクな方はぜひ確保しておきたいカードです。
SIMカード無しの状態だとテレビ領域が4分の1に
SIMカードを装着していない状態(BCASカードは挿入)、要は契約なしの状態でどうなるか試してみた。
普通に起動でき、フルセグ・ワンセグとも受信できるものの、表示領域が4分の1に縮小されることに。
また懸念される、画質の劣化は、画面が縮小されるだけのため特にみられない。
3・リモコンの操作性は
今回のPhotoVisionよりリモコンが付属した。
PhotoVisionといえば、画面下部にある静電式センサーを使って操作をするのだが、レスポンスがあまり良くなく使いづらい覚えがあった。
しかし、今回のPhotoVisionTVは赤外線式のリモコンが付属するようになりました。手のひらで操れるところとレスポンスが向上しているため、使いやすくなったと感る。
ただしリモコンは防水ではないため水没しないよう注意しましょう
4・液晶の品質は
PhotoVisionTVは液晶の品質が残念なポイント
真正面からみると、普通の800*480dotディスプレイを搭載したパネルに見えるが、
角度をずらしてみると画像が白くなってしまう(比較対象のHTCJ Butterflyは変わらず)
他のスマートフォンと比較して視野角が狭く、色の変化が激しい(安いノートPCでみられる感じです)。TNタイプの液晶を積んでいるのでしょうか。
価格を抑えるためであり仕方ないと思いますが、
フォトフレームという映像を見せる端末でありますから、後継機は改善してほしいものだ。
5・テレビとしての性能は
携帯電話初のフルセグ機能を搭載しているため、アンテナも2本搭載している。(上部のミニアンテナとスタンド棒)
これだけアンテナを積んだのも、フルセグ放送になるとワンセグより受信量が増え、より感度が必要になるからと考えられる。
確かに、ワンセグ電波が入るもののフルセグが入らない放送局は何局か存在した。(他のワンセグ付き携帯電話と比較すると断然感度は良いです)
そのためPhotoVisionTVの基本設定は、フルセグ・ワンセグが自動受信できるようになっている。感度が弱ければ自動でワンセグを受信する仕様だ。(フルセグのみ受信する設定に変更は可能)
フルセグ受信時の画面は本当にキレイ、「RIKISHI美しい」
フルセグ受信をしたときの画面は本当にキレイだ。ワンセグ特有のぼやけた感じもなく、普通にテレビを見ている感覚だ。
また、定番の字幕表示・番組表もついているため、本格的な作りをしていると思います。
録画もできるようですが、試していないためわかりません。そうだ今度試してみよう。
6・テレビ受信感度を上げるにはあの手が
筆者の環境では、フルセグ放送は全局受信できませんでした。
PhotoVisionTV本体に外部TVアンテナ端子がついているものの、ケーブルが付属していません。
そこで、Nottv契約時にもらったアンテナケーブルを使ったら見事電波受信感度が向上しました。
ガジェクラのみなさん、
Nottv契約させられた時に貰った「アンテナケーブル」をPhotoVisionTVに使ってみましょう!!
写真のケータイがW52CAとか時代を感じさせます。あなたの家の箪笥にありませんか?
我が家には数台ありました()
詳細はこちらです。[amazon_link id=”B001BY5C2A” target=”_blank” ]ELECOM ワンセグ携帯用アンテナケーブル 3m(ブラック) MPA-AT3BK[/amazon_link]
写真とおりTV出力端子からテレビアンテナに接続すると
自宅のTVアンテナ電波をそのまま拾ってくるため、自宅で入るチャンネル全て入ります。素晴らしい。
7・動画・画像・音楽の再生はこれまでどおり
動画・画像再生はこれまでどおりのPhotoVisionと同じ中身です。
SDカードまたはメール経由でデータ受信ができ、動画はmp4ファイルあたりが再生可能。
前回と同じく、画像は一覧表示だけのため フォルダ別表示ができず、多数画像が入っているときは見たい画像を探すのに苦労する。
音楽ファイルもアルバム・アーティスト別表示ができないので、曲探しに苦労する。
後継モデルは何とかしてほしいな、、、これでは1.7GB内蔵メモリを使いこなせないと思います。(TV録画ファイル しか使い道がないような)
8・さいごに
今まではソフトバンクの同時契約のゴミ扱いになるPhotoVisionでしたが、
今回のPhotoVisionTV はユーザーに役立つガジェットに進化しました。
もう、ソフトバンク同時契約のゴミとは言わせません!!
生活防水対応で風呂場でも使えますし、 バッテリー内蔵でどこでもテレビ視聴と#旅するフォトビジョンTV なんて可能です。テレビ性能なんてダブルアンテナで従来の機種よりも感度がよく、番組表表示・録画に対応している本格派です。
後継機に求めるのであれば、テレビ機能の良さが目立ち、「進化していないフォトビジョンとしての基本性能」がアラとして出てしまってます。
以下の機能を後継機には直して欲しい
・画像ファイルのフォルダ別表示対応
・音楽ファイルのアーティスト・アルバム別表示対応
・そこそこの視野角に対応しディスプレイを積んでくれ
・イヤホン外部出力の対応(出先でテレビ見るときにイヤホン端子が欲しい)
ファーウェイさん是非お願いします。
ホント、今までとは見違えるほど良い内容となってますので、手に入れてもゴミにしないて使ってあげてくださいねw
以上、PhotoVisionTVの気になるところを記しました。
購入の参考としていただければ幸いです。
反響があれば耐水試験編でもお送りしたいと思います。